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2023.11.29
DIY
【DIY】洗面台の上にある鏡があって横に歯ブラシとか整髪料とか収納する棚みたいなやつ。
築40年の古民家を自身で3か月くらいかけてリノベーションし、住み始めて早1年が経ちました。
我ながらなかなかの快適さではないか!!ってなことで誰もがなる「住めてるからえーやー病」。
僕もこの流行り病にかかってしまい、いくつかやり残していることがあり、その中の1つの「洗面台の上にある鏡があって横に歯ブラシとか整髪料とか収納する棚みたいなやつ(以下「箱」と呼称)」の制作・設置。
※この箱を含めて洗面台と言うのか!?!?
さすがにリノベーションのときに洗面台は作ったのですが、こやつが無くてもまぁ生活できるか。。。ということで後回しの刑に処していた。
流石に奥様から「いつできるのでしょうか?」「キッチンの上に置いている歯ブラシはいつになったら洗面台に移せるのでしょうか?」
子どもからは「鏡が無いからいつも寝ぐせ頭で学校行ってるんやで!!」「父ちゃんのメガネ洗面台に置いてるからこの前、手で潰したったわ!!」。そこは「おぃーー!!」ですよ。
「いやいや~~やっぱ我が家はナカイダ・ファミリア。完成せんところに魅力がいっぱいなんですよ。オーホッホッホッホホー。」
とかうつつを抜かしてたら、本家本元のサグラダ・ファミリアが「2026年に完成!!」との悲報が!!
マジ!?なぬぬぬぬーーー!!
300年かかるって話やったやんけーーー!!!
150年短縮はやりすぎやろーーー!!!!!
ということでガウディに負けまいと、ついに着手!!!
箱づくりの下調べ(下地探し)。
借家ですが大家さんから何しても良いって承諾を得ているので、箱的なものを作って壁の中の下地にその箱を直接ビスで打ち込むスタイルでいくことにした。
★ポイント★
下地は壁の内側にあるので、見た目じゃわかりません。なので、下地をセンサーもしくは壁にブスブス針みたいなのをつっこんで下地を探す道具があるのでそれを使って下地を探します。
※1枚目の写真の壁に黄色のテープ(マスキングテープ)が3枚貼ってあると思うのですがそれが下地の位置です。
↑リノベーション最中に撮った洗面台のあった場所の写真(2022.10月)
上の写真を見てもらったら分かると思うんですが、この横に等間隔で木が打ち込んであるんですが、これが下地です。
ここにコンパネや石膏ボードなどを貼って壁をつくり、その上からクロスなどを貼ります。
※我が家はクロスではなく漆喰みたいなやつを天井・壁、全部屋に塗りました。
で、石膏ボードなどの壁となる部分はビスで留めていくんですが、空間の部分(木がない部分)は当然ビスが効きません。この下地がある箇所にビスを打ち込むのでしっかり留めることができます。
※壁がコンパネだったらある程度はビスが効きますが、石膏ボードは全く効かない。
今回の箱も同じようにこの下地の箇所にビスを打ち込まないと効かないので下地を探す必要があるといったところです。
ちなみに、この下地は適当な間隔ではなく約30cm間隔または約45cm間隔で均等に張ってあります。
なので、一か所下地を見つけたらだいたいその上下30cmにもあるので2つ目以降は探しやすいです。
※私はリノベーションしたときにこの家は30cm間隔ってことは知っていましたが、もし30cm付近になければ、45cmで検討をつけてみてください。
全然関係ないんですが約30cmと書きましたが正確には一尺(30.3cm)かな。
上記で書いた石膏ボードやコンパネのサイズ。
1枚のサイズが基本的には1800mm×900mmってのと、1820mm×910mmっての2種類があるんですが、この20mm・10mmの差ってのがコンパネなどをつなげて張っていく際は肝になり、下地(間柱)の間隔次第で間違って買ってしまうとなかなか面倒なことになります。
長くなってしまうので省略しますが、もし壁や床にコンパネや石膏ボードを張る機会があったら、コンパネ等の貼り方を下調べしてから張るとよいと思います!!
箱作りの設計と材料。
サイズを測ります。(今回は高さを下地3つ分くらいにした。)
そして家具づくりをする際は、簡単なものは手書き、ちょっと複雑なものはCAD的なもので設計しておくことが多いです。
先に図面を書いた方がトータルで時短になります。
私の使っているCAD的なソフトは設計するとどの材料がどれだけ必要(例えば1800mm×900mmが3枚!)などを自動計算してくれるので、余分に材料を買ってしまうことがありませんので非常にありがたいです。
しかし、値上げ値上げで昔に比べたら材料が2倍とかの価格になっているといこともあり「今回は余っている材料で作る」を1つの目標にしたことと、あくまで箱なのでそれほど難しいものではないため、特に設計図は書かずに進めました。
道具類の準備。
今回使うであろう道具をいっきに出して、一番使う小物道具(スケール/鉛筆/サシガネ/スコヤなど)は腰掛け袋に入れて、ささっと出せるようにしておく。
さーて準備は完了したので。
ちょっと材料を切ったところで、もうお昼!!!
早いっすよね~~。これまでの下準備だけでなかなかの時間がかかってしまいます。
お昼ごはん in 「よりみち(マルシェ)」
そしてこの日(11/26)は磯部のふれあい広場で「よりみち(マルシェ)」が行われており、家族と弟家族でお昼を食べにいきました。
志摩でもいろんなイベントが開催されいますが、普段はこちらで出店されていない北勢のお店が出店されていたり、おいしく、おしゃれなお店ばっかりでどこも行列ですでに売り切れているお店もチラホラ。
カレーのお店に20分ほど並んで、後2組になったとき。
(店員さん)「ス。。。スミマセン。ご飯なくなっちゃいましたー!」
「おもろいこと言うやーん。君~なかなかセンスあるよ!!」
「・・・・・」
「え!?えっ!?」
「マジ??マジなやつ??」
サグラダ・ファミリアの完成が150年短縮されたと聞いたときくらいの衝撃が!!!
「冷たいご飯でよければ、1人前なら。。。。」
僕の前は1人で並んでいたお兄さん。
お兄さんと無言で目を合わせること約5秒。
・・・・・
・・・・・
(ゴクリッ)
(お兄さん)「僕、さっきも違うところで食べたんで、どうぞどうぞ~~!」
何だこのお兄さんは。とっさにそのセリフが出るかね?男前すぎでしょ。
※おそらく、僕が子どもと一緒に並んでいるのを見て気を使ってくれたんだと思います。
弟家族の子どもの分も含めカレーを4つほど頼む予定だったこともあり、また、さすがに悪すぎるので滅茶苦茶断ったんですが、男前お兄さんも引いてくれず殴り合いになり締め技をくらい、ついには内ポケにチャカがチラッと見えたので、最後のカレーを譲ってもらうことにしました。
※要するにそれくらい申し訳なさすぎて断ったってことです。
※このご恩は、次同じ場面に遭遇したときに僕がお兄さん役となり後ろの方にお譲りいたします!!
ってなことでゲットさせていただいた1つのカレーを子どもたち3人は、感謝の意から泣きながらおいしそうに食べていました。
安定の「板橋」。
そして、他のお店も並んでいたのでお昼は違うところへ行こうということになり、よりみちマルシェで合った友達家族も連行して総勢10人で安定の「板橋」へ。
つかギャップ!!!!!!!
おしゃれなお店が並ぶイベントから「板橋!!!」。
このギャップが「伊勢うどん」と「瓶ビール」の味を一層引き立てる!!!
そして、DIYはどこいった!!!!!
DIYの話だったことを忘れておりました。
1日で箱を完成させる予定でございましたが、結果的にこの日のDIYは終了いたしました。
板橋さんで瓶ビールを調子よくいただきすぎてしまい、このままでは丸ノコで太ももをザックリいってしまいそうな危険があると冷静な判断により、DIYは持ち越しとさせていただきました。
明くる日。完成。
さーてDIYの本番です。
大枠を作って、現場で合わせて中の仕切りを切って取りつけて、研磨、ナチュラルの塗料塗って、取り付けってな具合で完成です。
1つポイントとして、
蝶番(丁番/ちょうつがい)は、スライド蝶番ってものを使用。
自宅の他のDIY家具でも使っているんですが、これマジでマジですごいんです。
考えた人はガウディに並ぶ天才やと思います。
絶対どこの家庭でもシンクや棚などどこかでは使われています。
いろいそ凄いところはあるんですが、その中で僕が思うモノ凄ポイントは「調整機能」。
取付自体は少し大きめの穴を彫らなければならないので、あまり家庭にはないボアビットが必要になるんですが、それさえあれば、取付自体はそこまで難しいものではないにも関わらず、高さ・上下・左右がドライバー1つで調整できるんです。
僕のように素人DIYヤーは木材を切ったときなど、1mmとか2mmとかは平気で誤差が出てしまいます。
たかが数ミリなんですが、この数ミリってかなり大きく見た目や機能に大きくかかわってきます。
見た目で、1mm面があっていないだけで誰でも妙な違和感を感じます。
しかし、この調整機能のおかげでそれくらいのズレならば調整が可能なので良い感じにしてくれます。
※なお、ドライバーなどの道具を使用せず、指だけで扉を外すこともできます。
また、今回は「洗面台の上にある鏡があって横に歯ブラシとか整髪料とか収納する棚みたいなやつ」ということで、扉の開閉のための取っ手や指穴を設けたくなく、開閉をプッシュ式にしたかったので、ワンタッチで開閉できるアイテムを取り付けました。
★(参考)普通の蝶番★
★(参考)スライド蝶番★
※上のは参考画像なので、僕が使用したスライド蝶番とは少しは違います。上で「高さ・上下・左右がドライバー1つで調整できる」って書いたんですが、この写真をみると2つしか調整ネジが付いていないように思います。なので、もしかしたら「高さ・上下・左右」のうち2つしか調整できないタイプのスライド蝶番なのかもしれません。僕が使用しているのは「LAMPのオリンピア スライド丁番」ってやつです。
完成品のお披露目(動画)
鏡はまた、後日取り付けようと思いますが、一応取付まで完成したのでご覧ください。
※入れるものが無いくらい、大容量!!!
結局、まだ鏡が取り付けられてないので、続、ナカイダ・ファミリアでござんす。
次は、家の外壁が剥がれてきているところがあるのでその修繕かなぁってところです。